もしも、医師に末期癌で余命は後1年未満だといわれたら、あなただったら何をする?!
イギリスのNewquayにすむ男性は医師に「治癒の見込みの無い膵臓癌で余命は後12ヶ月未満だろう」と診断された。
そしてこの男性、余命は短いからと残された時間を有意義に過ごそうと今までの貯蓄などを使った。
ところが・・・!
彼は膵臓癌ではなかった・・・。治療が可能な膵炎だった。
残された時間を有意義に過ごすために費やしたお金がいくらなのかは不明だけど、この男性、家を売らなければいけない状況になってしまったという。
そしてこれらの損害に対して男性は病院から補償を求めているという。
病院側は当時のこの男性の症状や検査の結果に基づき膵臓癌と診断されたものであり、過失ではないといっている。
詳しくはこちら→'Not cancer' patient claims costs
有意義な時間を過ごすために大金を費やしたのは個人の選択かもしれないけれど・・・。
「余命あとわずか」という状況から一転して「癌ではなかった、あなたはまだまだ生きられます」というけど、財産はなし・・・。
おまけに人生計画もめちゃめちゃ。
「癌でなかったのだから喜ぶべき」のようなことを言っていた人がいたけど、果たしてそうなのか?
私はこの男性がとても気の毒だと思う。
とはいえ、余命いくばく無いと診断を受けて、残された時間を目一杯有意義に過ごそうと楽しまれ、すべてを売り払って身辺を整理したたような決断力と行動力に満ちた方なので、きっと、またゼロからの人生でもなんとかなるのでしょう。
それにしても、いったいどんな検査をやって、最終診断を下したんでしょうねぇ。すい臓癌と膵炎を間違えるなんて・・・。あ、でも間違えたって認めてはいないんでしたっけ?(苦笑)