2008年09月
日本で働いていた病院は患者さんからの職員へのお礼・贈り物は一切受け取らないというところだった。
今のイギリスの職場は患者さんや家族からのお礼・贈り物は受け取っている。
ただし、このホスピスはチャリティで運営されているので、金銭(現金、小切手、商品券など)を送られた場合は、スタッフは受け取ることはできず、ホスピスへの寄付として扱われる。
チョコレートやビスケットは患者さんや家族からのお礼のポピュラーな贈り物で、これはみんなでありがたくいただいている。
でも
「スタッフの皆さんでお食事にでもいってください」
「スタッフのクリスマス会のときに使ってください」
と現金や小切手を送ってくれる患者さんや家族がいても、スタッフは受け取れない。
1000ポンド(日本円にして約20万円)を「スタッフみんなで使ってください」とスタッフ宛に小切手をおくってくださった患者さんがいた。
マネージャーが
「スタッフは受け取ることはできないので、ホスピスへの寄付としていただきます。小切手の宛名をホスピス宛に変更していただけますか?」
と返答したところ、どうしてもスタッフに使って欲しいという患者さんの意思が固く、小切手は帰ってこなかった・・・。
すこし前に退院した患者さんがロッテリー(週に二回抽選のあるナンバーをあてる宝くじ)のチケット(10口分)をスタッフにお礼にと贈ってくれた。
受け取ったスタッフは
「これ、あたっちゃったらどうする?ミリオンポンド当たっちゃったらどうしたらいいの?やっぱりホスピスの寄付になっちゃうの?」とちょっと興奮状態で相談してきた。
「絶対あたらないから、心配しなくてもいいって」と何度もいったのだけど
抽選を見てみないとやっぱりわからない。
万が一ってこともあるし・・・・。
抽選の日までスタッフみんなでミリオンポンド当たったらどうするかという話で盛り上がった。
みんなで仕事をやめちゃうか
みんなで山分けしようか
みんなでどこかにホリデーで行くか
ホリデーに行くならどこがいいか
どこか建物を買い上げて新しいホスピスを自分たちで運営しようか
などなど・・・・。
そして当選番号が発表された。
シスター(看護師長)と二人で当選番号をドキドキしながらチェックした。
結果。
全部はずれ・・・。
妄想は辞めておとなしく現実(仕事)に戻りました
患者さん、つかの間の夢をありがとう・・・。
今のイギリスの職場は患者さんや家族からのお礼・贈り物は受け取っている。
ただし、このホスピスはチャリティで運営されているので、金銭(現金、小切手、商品券など)を送られた場合は、スタッフは受け取ることはできず、ホスピスへの寄付として扱われる。
チョコレートやビスケットは患者さんや家族からのお礼のポピュラーな贈り物で、これはみんなでありがたくいただいている。
でも
「スタッフの皆さんでお食事にでもいってください」
「スタッフのクリスマス会のときに使ってください」
と現金や小切手を送ってくれる患者さんや家族がいても、スタッフは受け取れない。
1000ポンド(日本円にして約20万円)を「スタッフみんなで使ってください」とスタッフ宛に小切手をおくってくださった患者さんがいた。
マネージャーが
「スタッフは受け取ることはできないので、ホスピスへの寄付としていただきます。小切手の宛名をホスピス宛に変更していただけますか?」
と返答したところ、どうしてもスタッフに使って欲しいという患者さんの意思が固く、小切手は帰ってこなかった・・・。
すこし前に退院した患者さんがロッテリー(週に二回抽選のあるナンバーをあてる宝くじ)のチケット(10口分)をスタッフにお礼にと贈ってくれた。
受け取ったスタッフは
「これ、あたっちゃったらどうする?ミリオンポンド当たっちゃったらどうしたらいいの?やっぱりホスピスの寄付になっちゃうの?」とちょっと興奮状態で相談してきた。
「絶対あたらないから、心配しなくてもいいって」と何度もいったのだけど
抽選を見てみないとやっぱりわからない。
万が一ってこともあるし・・・・。
抽選の日までスタッフみんなでミリオンポンド当たったらどうするかという話で盛り上がった。
みんなで仕事をやめちゃうか
みんなで山分けしようか
みんなでどこかにホリデーで行くか
ホリデーに行くならどこがいいか
どこか建物を買い上げて新しいホスピスを自分たちで運営しようか
などなど・・・・。
そして当選番号が発表された。
シスター(看護師長)と二人で当選番号をドキドキしながらチェックした。
結果。
全部はずれ・・・。
妄想は辞めておとなしく現実(仕事)に戻りました
患者さん、つかの間の夢をありがとう・・・。