最近、気になるニュースがあったので…

がん患者に院内オフィス、「治療で離職」歯止め (読売新聞)
院内にサテライトオフィスを設置しがん治療と仕事を両立させて、離職を防ぎ、スムーズな職場復帰が狙いらしい。

私はイギリスに来て、5箇所の職場(ホスピス、病院、訪問看護)を経験しているが、がんと診断され長期病欠(6ヶ月以上〜1年)しがん治療をして、職場に復帰したスタッフに何人かであった。誰もが、復帰した時に以前と同じポジションに戻っている(仕事時間を減らした人はいたが)。
また、復帰することなくなくなってしまった方もいたけれど…。

院内オフィスはがん治療を受けている患者さんたちに、治療中でも仕事をしなければならないプレッシャーになるのでは、無理をさせてしまうのではと思う。
がん治療は精神的にも身体的にも辛いものです。
治療しながら仕事をするサポートというよりも、長期病欠しても以前と同じポジションで働けるような補償を義務付けるなど、治療に専念できるような環境にしてほしいものです…。