イギリスではさまざまなチャリティ活動が盛んです。

がんやその他の病気で髪の毛を失ってしまった子供たちにかつらを提供するチャリティ団体で、リトル プリンセス トラストというチャリティ団体があります。そのリトル プリンセス トラストに自分の髪の毛を寄付した女の子のお話を紹介します。

フランキーは8歳の女の子で、4歳の頃から髪を伸ばしていました。
ある日、フランキーのお母さんが「もっと長く伸ばしたらかかつらが作れるね」と言いました。それを聞いたフランキーは誰かが使うかつらのために自分の髪を寄付したいと思うようになりました。そしてお母さんと一緒に髪の毛を寄付を受け付けているチャリティ団体を探し、リトル プリンセス トラストを見つけたのです。

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いよいよヘアカットの日。美容室には学校の友達もフランキーの応援に駆けつけました。
三つ編みされたフランキーの髪の毛はバッサリと切られ、その長さは25センチもあり子供のかつらのが3つ作れるほどでした。

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さらにフランキーは自分の行動を紹介し、協賛してくれる人々にリトル プリンセス トラストと失読症の研究のためのチャリティ団体に寄付も募りました。そして約1000ポンドものお金が集まりました。

フランキーのお母さんは、髪の毛を切る時にフランキーが泣いてしまうのではと心配だったそうです。でも、フランキーは笑顔で、新しいヘアスタイルも気に入ったようでした。
そして、フランキーはまた髪を伸ばして寄付したいと考えています。


フランキーのこの勇気ある行動は地元新聞にも紹介されました。
http://www.henleystandard.co.uk/news/news.php?id=126012