NHSの病院付属の緩和ケア病棟へ転職したのは去年の10月のこと。
同じ建物内に教育センターもあり、マクミランナースのオフィスもあり、規模的にも前働いていたチャリティ運営のホスピスよりも大きなところだ。
たくさんの希望を持ってここへやってきた。

働き始めの頃はスタッフ不足やマネージメントの問題があり、病棟の状況は最悪で、私もかなりストレスを感じていた。

数ヶ月前に新しい病棟マネージャーがやってきて、病棟の雰囲気はいい方向へ向かいだした。

やはりNHSの病院付属の緩和ケア病棟となると、前の記事にも書いたけれど、かなり病院の都合に振り回される。
いつでもばたばたと忙しい感じがする。

しかし、独立型のチャリティのホスピスよりもオンコロジー(腫瘍科)病棟や在宅との連携がよく、緩和ケア病棟内ではできないような治療はわりと速やかに行えたり、在宅への移行も早い。
また緩和ケア病棟に関わる職種も多く、患者さんの亡くなった後の家族のフォローアップも専門のチームが行っている。
また病棟内やデイケアで活動するボランティアの数も多く患者さんの支えにもなっている。

総合的にみて、NHSの緩和ケア病棟もスタッフさえいれば悪くないのかもしれない。
ここでの経験も無駄ではなかったと思えるようになっていた。


実はここ最近私は何度かマクミランナースのポジションに応募していた。
面接にも呼ばれたのだけど、なかなかいい返事はもらえない。
面接のフィードバックとして毎回言われるのが
「緩和ケアの病棟の経験は十分だし、知識もある。でもマクミランナースとして働くには在宅の経験があったほうがい。」

緩和ケアから離れるのは寂しい気もするし、いろいろ悩んだ末・・・
このまま緩和ケア病棟でスタッフナースとして働き続けるよりも、在宅の経験を得る方が将来のためにプラスになるのではないかと思い、転職することにしました。
9月から訪問看護師(Community NurseまたはDistrict Nurseとも言う)をします!

これからは在宅で慢性疾患や老人看護、そして緩和ケアをやっていくことになります。



実は新しい仕事は週30時間(週4日勤務)のパートタイムしか取れなかったので、今の職場に辞表を出し、もし可能であれば臨時職員として働けないか聞いてみたところ・・・
病棟マネージャーから週7.5時間(週1日勤務)の契約でこのまま緩和ケア病棟で働き続けてはどうかとオファーをもらった。おまけに、働く日は訪問看護師の仕事の方を優先して、わたしの希望日に仕事をいれてくれるという。


・・・ということで。
来月からは週に4日訪問看護師、週に1日緩和ケア病棟で働くことになりました。
訪問看護師の担当エリアは前の職場のすぐ近く。患者さんを送ることにもなるので、前の職場ともかかわりが持てて嬉しい♪

これからはホスピスや病棟の様子だけでなく、イギリスの在宅緩和ケアの様子も紹介していこうと思いますので(仕事に慣れてきたらだけど)、今後ともよろしくお願いします。



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