福島県立大野病院産婦人科医逮捕事件で、29日、福島地検が控訴断念を発表した。
これで加藤医師の無罪が確定した。

加藤先生にとってはつらい日々でしたでしょう。
それでも「これからも地域医療に私なりに精いっぱい取り組んでまいります」とコメントされた先生の医療に対する思いは素晴らしいと思います。

私は医師でも産婦人科の専門ではない。
だから、この帝王切開の手術についてくわしく分析することはできない。

私が許せないのは不可抗力なケースであったにもかかわらず、患者が死亡という結果をもとに、懸命に患者を救おうとした医師を刑事裁判で罪に問われたこと。

イギリスに来て、日本で働く多くの医療者がどれだけ勤勉か思い知らされた。

日本の医療者はわが身を削り、プライベートの時間を犠牲にし、休みも十分にとらず、無我夢中で働いていると思う。
こんな過酷な勤務状況なのに、志高く、一生懸命働いている医療者がいる。

この裁判によっていったいどれだけの医療者の医療に対するモチベーションが下がってしまったか・・・。
医療者のこころに暗い影を落としてしまったか・・・。


でも、前向きに捉えるならば、この裁判で浮き彫りになった問題を改善し、今後の日本の医療が良くなることを願っている。





前回の記事で控訴取りやめの署名をしてくださった方々。
ありがとうございました。




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