今日、大学に行って課題を提出してきた。
今回のモジュールはImpact of painというもので、痛みの与える影響、衝撃などを考えていくものだった。

課題の中で以前受け持った患者さんの事例をつかって痛みと不安に焦点を当てて論文を書いていた。
この患者さん、日勤帯ではほとんど痛みを訴えなかったのに、夜勤帯では痛みのあまりずーと叫んでいるようなときがあり、困ってしまったのだ・・・。

夜間の痛みの増強因子として不安を取り上げ、痛みと不安の相互関係などを考えていった。

簡潔にいってしまうと、不安が増すと筋肉が緊張してしまい、痛みを増強させてしまう。またゲートコントロールの理論で痛みを伝えるメカニズムからも不安が強いと痛みを増強させてしまう。
また日中は医師やほかのスタッフの回診もあれば、訪問客もいるので痛みから気もそれることもある。
逆にコントロールできていない痛みが続くことにより、不安を増強させることとなる。
その結果、痛みの増強→不安の増強→痛みの増強→不安の増強→・・・・と延々と続く悪循環を招いてしまう。
この悪循環を断ち切るのに、ゲートコントロールに注目してみた。

しかし、相変わらず私の英語力。文献を読むスピードの遅さといったら・・・・。そののろさのおかげで課題の出来上がりはいつも締め切りぎりぎり。
書くほうはそこまで困らないのだが、(細かな文法ミスを除いたらだけど)

でも、よく考えたら小学校とか中学校の頃、夏休みの宿題をぎりぎりであわててやるタイプだったから、英語力のせいだけじゃなくて、私の性格の問題なのかも・・・。

この大学の課題、締め切りまえに自分のスーパーバイザーや講師に見せて、アドバイスをもらい、そこからさらに学びを深めていかなくてはならない。この学びの課程も評価に反映される。

実は、今回、このモジュールの講師に見せることができなかった。
なぜなら、彼女、締め切り1週間以上前からホリデーをとっていたのだ・・・・。

困ってしまって、泣きついた先は私の働いているホスピスの教育担当者。
この教育担当者さん、私の行っている大学の講師もしている。
アポ無しで突然押しかけたにもかかわらず、やさしくいろいろアドバイスくれて、助かった~。

おまけに「ここはいいポイントついてるわ!」と言っていただけた箇所がいくつかあって、ほめられるとすぐ調子に乗る私としては、ほっと一息。

無事に提出できたのも、スーパーバイザーとホスピスの教育担当のおかげ。
感謝しつつ、次のモジュールこそは締め切り間際にあわてないようにするぞ!と心に誓う・・・。


課題をがんばった自分へのご褒美として、大学からの帰りに中華食材店へいき、お米や漬物、ラーメン、調味料いろいろ買ったら、おまけで今月末までの賞味期限のごま油をくれた。ラッキー?


さて、私はパートタイムで勉強しているので、今学期のモジュールは終了。
大学のほうは9月までお休み。
ちょっとの間、のんびりしよう。
でも今日から7日連続夜勤に入るんだけどね・・・。