日本の看護師免許保持者がイギリスの看護師免許をとるにはIELTSという英語の試験で規定のポイントを取らなければいけないのと、アダプテーショントレーニングと呼ばれる病院やナーシングホームなどでトレーニングを6ヶ月以上しなくてはいけない。

Tim Tam通信のHarryさんやくろすけ雑記帳のくろすけさんなど、現在アダプテーショントレーニング中の方々のブログを見ていて自分のトレーニング時代をふと思い出した。

私のアダプテーショントレーニングの思い出を一言で言えば

     “悔し涙に明け暮れた日々”悲しい

私は約3年半前、プライベートホスピタルでアダプテーショントレーニングをした。開始当時の私はIETLS 5.0ほどの英語力しかなく、勉強する時間も必要だからと週20時間のパートタイムでやっていた。私のスーパーバイザーであった看護師さんとは始めの1ヶ月間お互い何を言っているのかよくわからないような状況だった・・・。

そして私はある留学斡旋会社の看護師免許取得プログラムの1期生だったので、その会社のWebsiteにアダプテーショントレーニングのレポートを毎月書いていた。
(現在この会社は募集を一時停止している様子)

読み返すと、かなり恥ずかしい・・・。
たとえばこんなかんじ・・・

メモもっとしっかりと英語が話せるようになってから実習に出たほうがよかったのではないかと思ったり。自分が成長しているようにはとても思えず、実習にいっているのに指導者さんをはじめ、スタッフの皆さんに迷惑をかけにいっているだけのような気がします。まだ3ヶ月というより、もう3ヶ月もたつのにまだこんな状態でよいのだろうかというあせりのようなものがあるのかもしれません・・・。

メモ自分が勉強しなければどうにもならないことはよく分かっている。
実習をしていても自分の中で明らかな手応え(成長しているという実感)を感じない。ゴールが見えてこない。だからといって日本に帰りたいわけではない。自分さえあきらめなければなんでもできる、そう思ってやってきた。
指導者さんもとてもよくしてくれる。まるで母親のようにいろいろと心配してくれている。スタッフもみんな親切にしてくれる。誰も、一度も私の英語力の不足を責めるようなことはしない、むしろいつもみんな「よくやっている」と誉めてくれる。
とにかくやるしかない、くよくよしていても仕方がないし。悩んでいたって英語力は伸びないから。
あせらずにやっていくしかないのだと思う。


メモ英語に関しては自信なんてそう簡単につくものではない気もします。でも、間違いを恐れずに話すこと、聞くことは心がけてはいるのですが。私がまだ英語が完璧ではないせいもありますが、やはり言語の壁は厚いです。

また私は日本で内科系病棟で働いていたので、外科病棟での経験がありません。ここは外科系の病院なので外科看護の経験がないという面でも「自信のたりなさ」に結びついているのかもしれません。日本でも4年間同じ病棟で働いてある程度自分のしていることに自信が持てるレベルになったのに、外科の看護に英語で自信が持てるまでというのは・・・数ヶ月でどうにかなる問題ではないようなきもします。



トレーニング中、リネン室、更衣室、汚物室、トリートメントルームなど一人でこっそり(見つかってしまったこともあったけど・苦笑)悔し涙を流した。
英語がしゃべれない。仕事がうまくできない。ここが日本だったら。日本語だったらこんなにひよっこ扱いされることもないのに・・・(ちゃんとわかっていることだってあるのに)英語がうまく話せないからといって信用されていないのでは?と思えて悔しくて。

それでもやさしいコンサルタントやDrに声をかけてもらったり、患者さんからお礼を言われたりすると嬉しくてもっとがんばろうなんて思ったりしたこともあったけど。

今思えば、なーんであんなにうじうじうじうじ毎日悩んでいたんだろうと思う。もっと実習楽しめるように気楽に構えていればよかったのにって。

今アダプテーショントレーニング中のみなさんには、いろいろ悩んだり落ち込んだりするだろうけど、あまり思いつめないで欲しい。実習を楽しんで欲しい。英語が多少話せなくても、日本人の働きぶり、思いやり、丁寧さで十分カバーできるから。

ある看護師さんが言ってくれた
「英語ができないことをそんなに悩まないで。そのために今トレーニングしてるんじゃないの!」

私はいつも自分に言い聞かせてきた
「自分があきらめない限りなんとかなる」
そしてこんな私でもイギリスの看護師となれたし、だからみんなあきらめない限り大丈夫笑顔