英国ホスピスコラム


イギリスの病院でマクミラン緩和ケア専門看護師
(Macmillan Palliative Care Clinical Nurse Specialist)として働くナースのブログ

2010年07月

通勤事情 in UK

新しい仕事をはじめて約4週間。
実はロンドンにある病院まで列車と地下鉄で、毎日片道約1時間45分かけて通勤している。

今住んでいる街にある駅からロンドンまでは列車で約45分。
この街に住む人たちでロンドンまで通勤している人は多いので、列車が込んでいたら嫌だなあと思っていたけど、朝の混雑はそれほどひどくなく、列車では座ることができる。

朝が苦手な私にとっては、6時過ぎにおきて、準備して、駅まで歩いて約10分。7時過ぎの列車に乗るのはかなり苦痛。
でも列車に乗ってしまえば、寝ることもできるので、乗ってしまえばなんとかなる。

でも、イギリスの列車、まったく信用できない・・・。

この4週間、乗る予定の列車がキャンセルされたのは4回。
またロンドンからの帰りに30分以上の列車の発車の遅れ2回。
10~15分くらいの列車の発着遅れは数え切れないほど。(5回以上。数えるのがばかばかしくなって止めた・・・)

10分~15分程度の遅れは日常茶飯事のようで、遅れを謝るような車内アナウンスも無いこともしばしば。

なので、朝と帰りに病院を出る前にインターネットで列車が時刻どおり運行されているかチェックするようになった。


周りの通勤客を見ていると、折りたたみ自転車をもって通勤している人が多い。
ロンドンに着くと、駅のホームで自転車を組み立てて、ロンドン市内の職場まで自転車で行くみたい。
また列車によっては、自転車用のスペースがあるので、普通の自転車をもってロンドンまで通勤している人もいる。
イギリスでは自転車は車道を走らないといけないので、ロンドンのような車やバスがぎっしりの車道を自転車で走るなんて、こわそう・・・。
私には無理だ。


そのうち、ロンドンへ引っ越そうかとも考えているのだけど・・・。
やはりロンドンは住居費が高い。今住んでいるフラットと同じサイズのフラットにすむのは絶対無理。
また今住んでいるフラットを売ってロンドンにフラットを買うか、それとも今住んでいるフラットを貸して、ロンドンにフラットを借りるか・・・・。
そしてどのエリアに住むかもまだ決めかねていないので引越しはまだまださきになりそう。


とりあえずは仕事になれるのが先かな。




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前進あるのみ

またまたご無沙汰してます。

マクミラン緩和ケア専門看護師(Macmillan Palliative Care Clinical Nurse Specialist)としてロンドンの病院で働き始めて3週間たった。
最初の2週間はインダクションだったので、院内の関連部署の見学に行ったり、同じNHS系列の他の病院の緩和ケアチームのミーティングにいたり、在宅チームのあるホスピスへ見学に行ったりととにかくいろいろなところへいきたくさんの人にあった。
そして先輩CNSやチームリーダーとともに依頼が来た患者さんの訪問に同行していた。

そして3週目からはちょっぴり一人立ち。一日5・6人の患者さんを訪問。ジュニアの医師や病棟スタッフへ患者さんの症状コントロールのアドバイスやら、退院に向けての調整、患者さん・家族の話を聞いたり・・・。

とにかくわからないことが多いので、大変。
いくつかの違う病棟へ行くので、それぞれカルテの保管位置も違うから何がどこにあるかわからない。患者がどの部屋にいるか探したり、担当看護師を探すのにもてこずった。
また医師の中には新顔の私を邪険にする人もいれば、私がアドバイスしたとおりに全て処方する人もいるのでいろんな意味でびっくり・・・。

昨日はチームリーダーと面接があり、よくやっていると言われ、ほっとした。

まだたった3週間しかやっていない。
落ち込むことも結構あるけど、向き不向きを判断するにはまだまだ早すぎる。
とにかく一日、一日、一生懸命働いて、学んでいくしか無いと思う。
前進あるのみ。



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