英国ホスピスコラム


イギリスの病院でマクミラン緩和ケア専門看護師
(Macmillan Palliative Care Clinical Nurse Specialist)として働くナースのブログ

2007年05月

行ってきます

大学の課題も何とか終わり、カンファレンスでのプレゼンテーションも終わった。
私はポスターでプレゼンテーションをしたのだけど、パソコンのPublisherをつかってポスターを作ったので見た目だけはよかった。
何人もの生徒さんから
「どうやって作ったの?」
「私のポスターの隣には張らないで~。」
「プロフェッショナルな出来栄えね」
とあくまで見た目だけは好評だった。

内容は・・・。ほかの人のプレゼンみたらなんか自分のプレゼンの内容があまりにお粗末な気がして。
ちょっと落ち込んだ。

このプレゼンがこのモジュールの試験。
さて、結果はどう出るか・・・。



日本時間ではすでに私の誕生日。32歳になっちゃった。
でもイギリス時間ではまだだけど。

明日の朝、Los Angelesに向けて出発します☆
5日ほどLA滞在後、Vancouverへ。
月末まで留守にします。

では、行ってきま~す!

末期の癌じゃなかったけれど・・・。

もしも、医師に末期癌で余命は後1年未満だといわれたら、あなただったら何をする?!


イギリスのNewquayにすむ男性は医師に「治癒の見込みの無い膵臓癌で余命は後12ヶ月未満だろう」と診断された。

そしてこの男性、余命は短いからと残された時間を有意義に過ごそうと今までの貯蓄などを使った。

ところが・・・!

彼は膵臓癌ではなかった・・・。治療が可能な膵炎だった。

残された時間を有意義に過ごすために費やしたお金がいくらなのかは不明だけど、この男性、家を売らなければいけない状況になってしまったという。

そしてこれらの損害に対して男性は病院から補償を求めているという。

病院側は当時のこの男性の症状や検査の結果に基づき膵臓癌と診断されたものであり、過失ではないといっている。


詳しくはこちら→'Not cancer' patient claims costs



有意義な時間を過ごすために大金を費やしたのは個人の選択かもしれないけれど・・・。
「余命あとわずか」という状況から一転して「癌ではなかった、あなたはまだまだ生きられます」というけど、財産はなし・・・。
おまけに人生計画もめちゃめちゃ。

「癌でなかったのだから喜ぶべき」のようなことを言っていた人がいたけど、果たしてそうなのか?

私はこの男性がとても気の毒だと思う。
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