私の働くホスピスに勤務しているアロマセラピストさん。
彼女はアロマセラピーだけでなく、レイキ、リフレキソロジーも行うことができる。
またスタッフにもタッチセラピーの講習も行ってくれている。
私もこのタッチセラピーの講義を受けたが、レイキを簡単にしたような感じで手で触れることにより患者さんのリラクゼーションを促すのに役立つ。

私はこのアロマセラピストさんが大好き。
患者さんだけでなく、彼女はスタッフのサポートもしてくれる。
体の調子の悪いスタッフ、精神的にストレスを抱えているスタッフにとてもよくしてくれる。

私はずいぶん前から肩こりに悩まされていて、ひどいときは頭痛も伴う。今まで自分でいろいろ試したが、これといって効果はなかったので、この肩こりは一生付き合っていくかないと半分あきらめていた。

何かの機会にアロマセラピストさんに肩こりのことを話したら
「今度時間があるときにいらっしゃい」といわれ、それから何度か彼女の手の空いている時間にアロマセラピーやマッサージをしてもらっている。
彼女のセラピーを受けていると体がふんわりする感じで、嫌な気分もすっきりする。

このアロマセラピストさんのステキなところはアロマやマッサージの技術だけではない。
以前、コメントの返事にも書いたけど、私がホスピスに就職したときに、アロマセラピストさんから
「仕事の時間が終わったらあなたの役目はおしまい。手を洗って、その日のこと(つらいことなんかを)を水に流し、家に持ち帰らないように。」
「自分をシャボン玉に見立てて。ケアをするとき患者さんのシャボン玉に触れるけど、自分のシャボン玉を壊さないように」
といわれた。

彼女の言葉を胸に、仕事のときは自分のできることにベストを尽くすこと、休みのときは自分の時間を大切にすることを心がけている。
この仕事を長く続けていくためにも、仕事がストレスと感じないように、仕事とプライベートのスイッチをうまく切り替えていくことが大切だと思う。

残念ながら、日本で働いていた経験と私の看護師仲間をみていると、この切り替えがうまくいかなくなり、燃え尽き、疲れ果てて仕事をやめてしまったのをたくさんみてきた。
日本での看護師、医療スタッフの業務はとても忙しく、長期休暇も取れないし、オーバータイムも多い。仕事中心になってしまってプライベートの時間がしっかり確保できていないのではと思う。

仕事も大事。でも、自分の時間も大切に。
日本でも看護の仕事を長く続けていけるような環境になって欲しいと思う。