英国ホスピスコラム


イギリスの病院でマクミラン緩和ケア専門看護師
(Macmillan Palliative Care Clinical Nurse Specialist)として働くナースのブログ

2005年10月

ホスピスを支えるちから

ある方とイギリスの緩和ケアについてお話しているときにチャリティの話になったので自分なりにまとめてみた。
(長文になりますので覚悟して読んでくださいね。いつものことだけど・・・笑顔

イギリスにあるホスピス、緩和ケア病棟は大きく分けてNHS(ナショナルヘルスサービス)、チャリティ団体、プライベートのいずれかによって運営されている。多くのホスピスや緩和ケア病棟はNHSとチャリティ団体で運営されており、患者さんの治療にかかる費用、滞在費は一切無料。プライベートのホスピスまたは緩和ケア病棟は全額自己負担または個人の加入している保険でまかなうことになる。

私の働いているホスピスはチャリティ団体によって運営されている。この団体が運営しているものとして、ホスピス(緩和ケア提供施設)が6箇所、神経系の疾患(多発性硬化症、脳梗塞、脳性麻痺、パーキンソン病、運動ニューロン疾患、交通事故や糖尿病性昏睡などによる脳障害・・・など)のケア施設が10箇所、老人ケア施設が1箇所、精神疾患のケア施設が1箇所、ホームケアサービス(国内一部の地域)がある。

この団体が施設または地域で無料でケアを提供するには莫大な費用がかかる。イギリスポンドにして年間約2700万ボンド(日本円にして約54億円:1ポンド200円で計算)かかるといわれる。そして政府などの公的機関からの援助を受けているので、それらを差し引くと年間約1200ポンド(約24億円)が必要となる。

その必要な費用はいろいろな形での寄付、遺贈、資金調達によってまかなわれている。

なかでも重要な役割を果たしているのがチャリティショップ。イギリス国内に住んでいる人ならきっと一度入ったことがあると思う。大きな町にはさまざまなチャリティ団体のショップがある。ここで売られているのはすべて寄付された物。家庭でいらなくなったり使わなくなったりした物、着なくなった服、読まなくなった本など。またチャリティ団体のオリジナルグッズなどを売っている。このチャリティショップで働くスタッフはマネージャー職を除いてみんなボランティア。自分の空いた時間を利用して無給で働いている。
週に何度もボランティアする人もいれば、週に一度、数時間だけという人もいる。

実は私もイギリスの看護師の免許を取る前はチャリティーショップでボランティアで週に1日、レジ係をしていたことがある。売られてたものは新品に近いものからガラクタに近いものまでさまざま。ボランティアスタッフも高齢の方がおおく、中には移動に介助がいるような人、少し認知症のある人などもいたがみんなで楽しく働いていた。

この団体のチャリティショップはイギリス国内に約430箇所あり、すべての店の売り上げは年間およそ1700万ポンド(約34億円)にもなる。しかし、店の維持費などに約1500万ポンド(約30億円)必要となるので実際の収益としては約200万ポンド(約4億円)となってしまう。

ほかにもホスピスで行われるバザーがある。私の働いているところでは月に一回大規模なバザーがあり、ここで売られるものもすべて寄付された物。服、靴、本、かばん、キッチン用品、食器、リネン類、絵画、家具、おもちゃまで、電化製品以外なら何でも売っているといったかんじ。このバザーのスタッフもみんなボランティア。

そしてホスピスで行われるイベント。代表的なものとしてサマーフェスティバル、ハロウィンの花火大会、クリスマス前のLights of Love(キャンドルをともし、家族や愛する人をしのぶ会)。今週末に行われるハロウィンの花火大会は大人気でたくさんの人が参加しこの広い庭が人でいっぱいになる。これらのイベントのスタッフもボランティアでまかなわれ、このイベントによる収益もホスピスの重要な収入となる。

忘れてはならないのが、会社やお店、人々からの寄付と遺贈。街頭募金、インターネットからの寄付、またホスピスで亡くなった患者さんの家族がお葬式のお花やカードを断る代わりにホスピスへ寄付を呼びかけることも珍しくはない。

またGift Aidというシステムがあり、イギリスで税金を払っている人が1ポンド(約200円)寄付するごとに、ホスピスが税収入庁に28ペンス(約56円)クレームすることができる。つまりイギリスで税金を払っている人が10ポンド(約2000円)寄付した場合、2.8ポンド(約560円)クレームすることができ、ホスピスのトータル収入は12.8ポンド(約2560円0となる仕組になっている。

また会社や個人がウオーキング、バーベキュー、ゴルフ大会などのイベントを開きそこでお金を集めてホスピスに寄付してくださることもある。

私の働くホスピスは歴史のある古い建物で広大な庭があるので、その一部を一般に貸し出して寄付を得ている。結婚式やクリスニング(洗礼の儀式)、カンファレンスなどに使われる。夏場の週末は庭で結婚式がよく行われている。

その歴史的な建物ゆえに、テレビドラマや映画の撮影にも使われることもある。約2年前、私がこのホスピスのインタビューに来たときはテレビのドラマシリーズ「POIROT」(邦題:名探偵ポワロ、日本ではNHKのBS放送で放送されていた)の「Sad Cypress」(邦題:杉の柩)の撮影が行われていた。
ほかにも映画の撮影に使われたりしている。

お金だけではない。ボランティアさんの力はホスピスの重要な原動力となっている。上に書いたようにチャリティショップやバザー、イベントはもちろんのこと、ホスピスのメインの電話受付、お花の世話、デイケアの手伝い・・・みんなボランティアが活躍している。

私もチャリティショップのレジ係以外にも週に一回病棟で夕方2時間ほどボランティアをしていた。患者さんや家族に飲み物を提供、各部屋のオムツや手袋、ゴミ袋などの物品の補充、キッチンの洗物などをしていた。患者さんの話し相手もしたかったが当時は英語があまりにもお粗末だったのであまり積極的になれず・・・。それでも私の話し相手になってくれた優しい患者さんはたくさんいた。

こうしてさまざまな形での収益や助けがホスピスを支えるちからとなっている。どれだけの人の善意でこのホスピスが成り立っているのか、計り知れないと思う。一つ一つ、一人一人のちからは小さいけれど、こうして集まって大きなちからとなっている。

残念ながらこれほどのちからがあってもこのチャリティ団体の運営は赤字である。その額は年間約400万ポンド(約8億円)とも言われる・・・。

寄付の習慣が薄い日本ではこのようなチャリティ団体の運営によるホスピスは難しいのではないかといわれるが、ボランティアの関心も高まり、さまざまなNPO組織が活躍するようになってきているから、きちんとした枠組みさえできれば可能ではないかと思っているのだが・・・。
いつか日本に帰ることになったら、これはやってみたいことのひとつでもある。
(日本に居つくかイギリスに居つくかもまだ決めていないけど・・・)

イギリス看護師免許取得:ONP施行後の動向と矛盾点について

英国看護師免許を取得する方法や、病院で実際に看護師として働いている方のコラムの掲載、日本人看護師同士の交流を目的にしているWebsite「Potential Nurse」の代表さんがコラムで「ONP施行後の看護師免許取得動向と矛盾点」について書かれています。

私もONPの現状、矛盾の多さには怒りとともにあきれてしまいます。
イギリスの看護師不足は解消されていないこと、それなのにイギリスで働きたいと思っている看護師たちがNMCからのレターが来ない、実習先が見つからない状況で動きも取れずに行き場を失ってこまっていること・・・。

私の個人的な考えですが、NMCのいい加減差は今に始まったわけではありません。NMCの前身であるUKCCのときから続いています。NMCに変わってからさらにひどくなっているといっても過言ではありません。
でも現在イギリス国内の医療現場は外国人スタッフの労働力なしでは回っていないと思います。この状況で現在働いている外国人看護師が国外へ流出していき、新しく免許を取りたいと思っている外国人看護師がNMCの対応の遅延、ONPの混乱に巻き込まれている状況が続けば、数年後にはイギリスの看護師不足はさらに加速すると思われます。
そのときがくるとまずは政府は莫大な費用を投じ、イギリス人看護師の養成にやっきになるでしょう。過去の状況をゥても、そんなことでは簡単に解消されるはずはないと私は思います。
そしてさらに看護師不足が加速したとき、ようやく再び外国からの看護師のリクルートを呼びかけるのではと思うのです。でも、その外国というのはおそらく英語圏か英語で教育を受けている国になるでしょうが・・・。
英語が母国語ではない日本人看護師にとっては不利な状況がこの先何年か続くのは間違いないと思われます。

これからイギリスの看護師免許取得の申請をしようとしている人には酷な話ですが、当分は様子を見るつもりで、申請は保留したほうがいいのではと思います。
現在の状況で申請しても、長期にわたり待たされることは避けられませんし、それにまつわる労力、費用、精神的ストレスはかなりのものとなります。
そしてONPが破綻した場合、更なる混乱に巻き込まれる可能性も避けられません。
万が一、ONPが落ち着いて軌道に乗ればそれはそれでよしとして、申請の手続きを開始したほうがいいのではと思います。
でもせめてあと2・3年はMNCの動きやONPの状況を見守り、それから申請を考えていったほうがよいのではと思います。

このように書いてしまうと「イギリスの看護師免許取得はむり」と聞こえてしまうかもしれませんが誤解しないでください。
英語が母国語ではない日本人看護師がNMCとはりあっていくのはかなりの労力・精神的なストレスが伴います。自分自身も悩まされました。そして多くの友人も悩まされ、現在も悩まされている人がたくさんいます。
そしてせっかく高い志を持ってイギリスに来て看護師になろうと思っている方々がNMCとのやり取りに疲れ果て、実習先を見つけるのに奔走して疲れ果て・・・あきらめてしまう状況もみてきました。本当に残念でなりません。これから申請を考えている方々にそんな思いをして欲しくないのです。

現在の混乱期に看護師免許申請のために動くよりも、これから数年、イギリスの医療現場の現状、NMCの動向を探りながら、英語の勉強や看護の経験を深めたり、ほかの国の動向をさぐたりという方向に力をいれ、その時(ONPが落ち着くのか、それともイギリスが再び大量の外国人看護師のリクルートに乗り出すか)に備えたほうがいいのではと私は思います。

あくまで私の個人的な意見なので「イギリスで働くいち看護師がこんなこと言っていたな」程度に思っていてください。

最後に、イギリスで働きたい外国人看護師がスムーズに免許取得できる日が来ることを心から願っています。


走る余談
NHSとプライベートではたらくコンサルタント(専門医)にこの状況をはなしてみたところ、彼はとても怒っていた。
現在の医療現場では外国人スタッフの力なしでは回っていかないことはもちろん、彼曰く「お茶ばっか飲んで、病欠しまくりの怠け者なイギリス人スタッフのカバーを誰がやっていると思っているんだ!炎
「NMCに文句の手紙を書いてやる!」とも言っていた・・・。
(この手の話題になると彼はノンストップで話し出すので外国人スタッフの力はよっぽどなんだなあと思う)
彼はイギリス人スタッフをはじめフィリピン、日本、ヨーロッパ系さまざまなバックグランドを持つ看護師たちと仕事をしてきたが、一番信用し安心して仕事が任せられるでのは外国人スタッフといっている。特に日本人看護師の勤勉さは評価してくれている。

免許を取って働いている人も、アダプテーショントレーニング中の人も、申請中の人も、申請を考えている人も、それぞれいろいろあるけど、みんな自信を持ってがんばりましょう!笑顔


悲しみ

イギリスには子供向けのホスピスがあるので、私の働くホスピスは20歳以下の患者さんは入院してこない。入院患者さんも20~40歳代はあまりいない。そのためか親が健在の患者さんを看取った経験はそんなにない。

この前、40歳代の患者さん(ローズ:仮名)を受け持った。ローズには旦那さんと10代の子供が二人、そしてローズの両親は健在だった。症状コントロールのための入院してきた。
癌による骨転移から骨折をしており、リスクはあるがその骨折部位をプレートで固定する手術を勧められたが、ローズは拒否していた。

「手術に私の体力が持つのか・・・。麻酔から目を覚ませないかもしれない。手術をすれば病院に滞在しなければならず、その分大切な時間が削られてしまう。私は遠くないうちに死んでしまうから。時間を大切にしなければ・・・」
そんなローズはいつも笑顔を作り、気丈に振舞っていた。

ローズはホイスト(移動用リフト)がなければベットから動けない身であったが、「メモリーボックスを完成させたいから」と退院を希望した。

彼女は残される家族、とくに子供たちのためにメモリーボックスを作っていた。家族に当てた手紙、みんなが幸せにしている写真や思い出の品々をつめていた。それに入れる写真やものを整理したいからと退院をした。そして残された時間を家族と過ごすために。

彼女のかかりつけ医(GP)、訪問看護師、ケアラー、介護物品、家の受け入れ準備が整うと同時にローズは退院した。
万が一のためにホスピスではローズが退院してから1週間ほどベットをキープしていた。状態が悪くなったときにすぐに再入院できるように。

しかし、私たちはローズから何も連絡はなかった。日勤スタッフが連絡をしたら大丈夫とのこと。それから数週間後、ローズはターミナルケア目的で入院してきた。すでに内服は困難な状態でGPがシリンジドライバーによって持続皮下注射で麻薬などの症状緩和のための薬剤の投与を開始されていた。

私の勤務帯にローズは家族に見守られて穏やかに息を引き取ったが、その家族の姿はあまりにも痛々しかった。子供たちはもちろんのこと、とくに大きなショックを受けていたのがロースの父親だった。

「かける言葉が見つからない・・・」
ローズの父親はまさにその状態。放心状態で、硬直したまま、泣くこともできず、話すこともできず、ただただベットサイドにたたずんでいる

日本に帰国したときたまたま読んだ雑誌の中に瀬戸内寂聴さんの話が載っていた。

 死の法則には順序がない。
 子供が親より先に死ぬことを逆縁といって、死別の中でも、残された親は最も辛い。


この言葉がずっと心の中に残っていた。
国や宗教、文化は違っても、愛する人を失う悲しみは世界共通だ。


子供たちも泣いていた。
「あなたたちのお母さんはとってもすばらしい人でしたよ。どんなにつらくても一生懸命前向きに生きてたんだよ」と声をかけた。
今はお母さんを失ってつらいだろう。でもいつか、落ち着いたときに自分のお母さんはとてもすばらしい人だったと誇りに思って欲しい・・・。そう願わずにいられなかった。


ホスピスで患者さんが亡くなると「Bereavement Form」というものを看護師は記入し、ファミリーサポート担当看護師に提出する。

家族構成、誰が特にかかわっていたか、家族間の問題はあったか(人間関係、財政、など)、過去の死別、そして患者さんの亡くなったときの状況など、記入することがいくつかある。
もちろんファミリーサポート看護師は患者さんの入院時からかかわっているケースもあるので、このフォームをだすまでもなく、状況を把握しているケースもあるが。

そして最後の質問。
「どの程度サポートが必要だと思いますか?」
私はこの質問がはっきり言って好きではない。どの程度ってどうやって計れと言うのだ・・・。どの家族も悲しみに沈んでいる。
私はたいてい中等度に丸をつけてあとはファミリーサポート看護師の判断に任せている。

今回は、高度のサポートが必要に大きくマルをつけた・・・。

どうか、家族の悲しみが少しでも癒えますように・・・。

お勧めブログ

仕事や勉強が忙しくなると現実逃避でネットサーフィンをしてしまうのが私の悪い癖・・・落ち込み

でもその甲斐あってか?とても興味深いブログをみつけた。私の参加しているWeb Ringの“天使のわっか”で見つけたブログで“Forever with
看護師であるふみさんが大腸がんの彼との日々をつづっている

ふみさんの彼は最近緩和ケア病棟に移っており、日本の緩和ケア病棟での経験のない私にはとても興味があるのももちろんだけど、ふみさんの視点、看護師として、また彼の家族側としてがとても鮮明に書かれていているのが魅力。(とてもまめにブログの更新をしているのも尊敬。私とは大違い・・・。)

緩和ケアにかかわる人、そうでなくとも医療者にはぜひお勧めしたいブログだ・・・と思ったのでふみさんにお許しをもらったのでこの場で紹介させていただきました。
彼のために一生懸命がんばっているふみさんを応援する気持ちを込めて・・・ドキドキ大


追伸:ふみさんの彼は11月1日に永眠されました。ご冥福をお祈りするとともに、ふみさんの悲しみがすこしでも癒えることを祈っています。

アダプテーショントレーニングの思い出

日本の看護師免許保持者がイギリスの看護師免許をとるにはIELTSという英語の試験で規定のポイントを取らなければいけないのと、アダプテーショントレーニングと呼ばれる病院やナーシングホームなどでトレーニングを6ヶ月以上しなくてはいけない。

Tim Tam通信のHarryさんやくろすけ雑記帳のくろすけさんなど、現在アダプテーショントレーニング中の方々のブログを見ていて自分のトレーニング時代をふと思い出した。

私のアダプテーショントレーニングの思い出を一言で言えば

     “悔し涙に明け暮れた日々”悲しい

私は約3年半前、プライベートホスピタルでアダプテーショントレーニングをした。開始当時の私はIETLS 5.0ほどの英語力しかなく、勉強する時間も必要だからと週20時間のパートタイムでやっていた。私のスーパーバイザーであった看護師さんとは始めの1ヶ月間お互い何を言っているのかよくわからないような状況だった・・・。

そして私はある留学斡旋会社の看護師免許取得プログラムの1期生だったので、その会社のWebsiteにアダプテーショントレーニングのレポートを毎月書いていた。
(現在この会社は募集を一時停止している様子)

読み返すと、かなり恥ずかしい・・・。
たとえばこんなかんじ・・・

メモもっとしっかりと英語が話せるようになってから実習に出たほうがよかったのではないかと思ったり。自分が成長しているようにはとても思えず、実習にいっているのに指導者さんをはじめ、スタッフの皆さんに迷惑をかけにいっているだけのような気がします。まだ3ヶ月というより、もう3ヶ月もたつのにまだこんな状態でよいのだろうかというあせりのようなものがあるのかもしれません・・・。

メモ自分が勉強しなければどうにもならないことはよく分かっている。
実習をしていても自分の中で明らかな手応え(成長しているという実感)を感じない。ゴールが見えてこない。だからといって日本に帰りたいわけではない。自分さえあきらめなければなんでもできる、そう思ってやってきた。
指導者さんもとてもよくしてくれる。まるで母親のようにいろいろと心配してくれている。スタッフもみんな親切にしてくれる。誰も、一度も私の英語力の不足を責めるようなことはしない、むしろいつもみんな「よくやっている」と誉めてくれる。
とにかくやるしかない、くよくよしていても仕方がないし。悩んでいたって英語力は伸びないから。
あせらずにやっていくしかないのだと思う。


メモ英語に関しては自信なんてそう簡単につくものではない気もします。でも、間違いを恐れずに話すこと、聞くことは心がけてはいるのですが。私がまだ英語が完璧ではないせいもありますが、やはり言語の壁は厚いです。

また私は日本で内科系病棟で働いていたので、外科病棟での経験がありません。ここは外科系の病院なので外科看護の経験がないという面でも「自信のたりなさ」に結びついているのかもしれません。日本でも4年間同じ病棟で働いてある程度自分のしていることに自信が持てるレベルになったのに、外科の看護に英語で自信が持てるまでというのは・・・数ヶ月でどうにかなる問題ではないようなきもします。



トレーニング中、リネン室、更衣室、汚物室、トリートメントルームなど一人でこっそり(見つかってしまったこともあったけど・苦笑)悔し涙を流した。
英語がしゃべれない。仕事がうまくできない。ここが日本だったら。日本語だったらこんなにひよっこ扱いされることもないのに・・・(ちゃんとわかっていることだってあるのに)英語がうまく話せないからといって信用されていないのでは?と思えて悔しくて。

それでもやさしいコンサルタントやDrに声をかけてもらったり、患者さんからお礼を言われたりすると嬉しくてもっとがんばろうなんて思ったりしたこともあったけど。

今思えば、なーんであんなにうじうじうじうじ毎日悩んでいたんだろうと思う。もっと実習楽しめるように気楽に構えていればよかったのにって。

今アダプテーショントレーニング中のみなさんには、いろいろ悩んだり落ち込んだりするだろうけど、あまり思いつめないで欲しい。実習を楽しんで欲しい。英語が多少話せなくても、日本人の働きぶり、思いやり、丁寧さで十分カバーできるから。

ある看護師さんが言ってくれた
「英語ができないことをそんなに悩まないで。そのために今トレーニングしてるんじゃないの!」

私はいつも自分に言い聞かせてきた
「自分があきらめない限りなんとかなる」
そしてこんな私でもイギリスの看護師となれたし、だからみんなあきらめない限り大丈夫笑顔
livedoor プロフィール
Hi へのメール
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ